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【vol.493】受入=本当に支援必要なのか

2016年10月03日
ほかの国にあるのか分からないが、
フィリピン政府には、
海外からのボランティアの受け入れを担当する部署がある。
青年海外協力隊やKOICA、米ピースコーなどのボランティアが国内で活動する場合、
この部署の許可が必要なのだ。

9月末、この部署であるPNVSCAを訪れた。
最終報告をするためだ。
なぜ協力隊に応募したのか。
どんな活動をしたのか。
LGUはどんなサポートをしてくれたのか。
帰国後はどんな道に進むのか…。
いろんな質問をされ、
最後に感謝状のようなものを受け取った。
PNVSCA
【写真】=感謝状を受け取る筆者(9月30日)

ただ、この部署の役割は、
最後までよく分からなかった。
別に任地を訪れるわけでもなく、
提出する報告書だけで活動を評価する。
その上、
「もっと農業の知識のある人材がほしい」とか
「日本のボランティアは言葉ができない」とか
注文をつけてくる。

そもそも、この部署の存在が、開発を妨げているのではないか?

この疑問は結局この2年間、ぬぐうことはできなかった。

フィリピンは、本当に恵まれた国だと思う。
私の町はかなり貧困の激しい町ではあったが、
それでも、
未知のものであっただろう木酢へは投資をしてくれたし、
優秀な人材も数多くいた。
ココナッツオイルを作るだけの資源もあった。


人・モノ・カネ、決して不足している国ではない。
本当に国際協力を必要としている国なのだろうか。

このPNVSCAを訪問した夜、
ほかの隊員に連れて行ってもらって、
マニラのカジノに行った。
金ぴかできらびやかな施設、
無料で配られるビールやジュースなどの飲み物、
そして、
札束を握り締めて賭けに興じる人たち…。

見ていて、恐くなった。
ティナンバックでは1000ペソ(約2000円)でも暮らせているのに、
ほんの数分で、1000ペソなんて消えてしまう。
ここで一晩で使うお金が、貧しい人の支援に回せたら…。
ここで使うお金で、貧しい家庭の人を雇えたら…。
そう考えると、とてもギャンブルを楽しむ気持ちにはなれなかった。

例えば、貧しい人たちの拠点づくりのような場所は、
求められているだろう。
ビジネスを通じて、農家の所得向上なども必要だろう。
カネとヒトがうまく循環できていないこの国には、
その投資方法についてアドバイスする第三者の目、
つまりヨソモノである外国人の目は必要なのかもしれない。

ただ、
空港や橋、学校を建てたりなど
そういうハード面って、本当にこの国では賄えないんだろうか?

今年は、フィリピンに協力隊が派遣されて50周年。
その節目だからこそ、
本当にこの国に国際協力は必要なのか?
この国が自立するためにも、どうすれば国際協力を減らしていけるのだろうか?
そんな議論を、もっとしてみたかった。

↓今や、他国にボランティアを送るようになった中国のように、先進国へと仲間入りし、国際協力が不要となるような国が増えてくれることが、国際協力の最大のゴールだと思います。
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