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【vol.464】走書=あの日の未知が日常に

2016年09月03日
「パンシット」
「ランバノック」
「ビコールエキスプレス」…

これらは、フィリピンで食べられる食べ物やお酒の名前だ。
上から、
麺、ココナッツの蒸留酒、
そして、私が住むビコール地方で食べられる
ココナッツミルクとトウガラシの煮物。

もう、毎週末に用事が入っていることから、
3、4日の週末は、家の片付けに時間を割くことにした。
これらの食べ物、お酒の名前は、
2年前の10月7日のフィリピンに来た初日、
私が、持っていた封筒に走り書きでメモしたものだった。


いきなりのスコールにやられ、
空港からやっとの思いで着いたJICA事務所。
その新隊員の歓迎会の席で、出されていた食べ物たちだ。
パンシット、シオマイ(シューマイ)、BBQ(焼き鳥)…。
「これはフィリピンの言葉で何て言うの?」
「パンシットだよ! パンシットは、いろんなヌードルを指すよ!」
「任地は南カマリネス州だよ」
「それなら、たくさんビコールエキスプレスが食べられるね!」
「任地は、ココナッツが有名みたいなんだ」
「じゃあ、ランバノックってお酒が飲めるだろうから、試してみて!」
そんな会話を交わしたことを思い出した。

ランバノックは、残念ながら任地では飲めなかったが、
ほかの任地に遊びに行ったときに試したし、
パンシットもビコールエクスプレスもよく食べる。
ただ、あのときは、必死に
「ぱ、ぱんしっと?」「らんばっく?」などと、
JICAのフィリピン人スタッフが話す発音を、
必死に真似て繰り返していていたのを思い出した。

もう一つ、任地に来た初日に開いて以来、
一度も開かなかった
「旅の指さし帳フィリピン」も出てきた。


言葉が通じなかったらどうしようという思いから、
持ってきたが、
結局、ビコール語と英語を使ってコミュニケーションは取れているし
(指さし帳は、公用語のタガログ語について書かれていた)
「あぁ、こんなの、そういえば持ってきたな」という感じだった。

2年前のあの頃、
「この2年間、どうなるんだろう?」と、
未知の世界に飛び込むドキドキ、ワクワクに胸躍らされていた。
でも、今ではパンシットもよく食べるし、
きょうこの後の友達との飲み会ではBBQをつまみに飲むだろうし、
もちろん、その会話はビコール語。
今や、あの日見慣れぬ、耳慣れぬものや言葉たちは、
日常へと変わって行った。

未知から日常へ。

日本に持って帰るもの、任地に寄付して帰るものを
一つ一つ、仕分けしていくたびに、
2年間という時の過ぎる速さをかみしめるともに、
残り時間の寂しさを思った。

↓任地にいるのはあと3週間ちょっと。一日一日、ムダにしないようにと思うのです。
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国際協力・ボランティア | コメント(2)
コメント
No title
なんかこみ上げてくるものがありますねこの記事。あれだけキラキラしていた先輩隊員に自分たちもなってるんですよねー。シミジミ~
No title
>とある女子@12班さん
多分、ほかの26年度2次隊の帰国組も、
同じように帰国準備し始めてるだろうなと思いながら
書きました。
キラキラ、できているのかな?

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