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【vol.387】薬事=商品の輸出見据え制作

2016年05月31日
5月の総会において、販売させてもらった
ココナッツオイルとウコンショウガ茶。vol.376少しだけオイルが進化vol.377肝臓風邪によく効く!
おかげさまで、
総会では多くの方に買っていただけたし、
2月からのリピーターとして買ってくれた方もいた。

一方で、
ボトルは不完全で、液が漏れてしまったものもあったし、
容器の幅に対し、ラベルの太さがあっていなかったため、
商品名が見づらい、との指摘ももらった。
「ビジネスとしてはちょっと」
という厳しい声をいただけたのは、今後に生かせそうだ。

任地に戻り、同僚にその話をすると、
「より改良しよう」という話になり、
同時に、
フィリピン政府薬事局の許可を取ろう
という話に進んだ。

薬事局の許可とは、
ココナッツオイルを日本に送れなかった際に出てきた名前(vol.178まさか贈れないなんて)だが、
いわば、
商品の安全性に対する国からのお墨付き
だ。
これを取ることで、国内でのブランド化はもちろん、
海外に輸出することも容易になる。
将来的に、
「ティナンバックでスモールビジネスを起こしたい」
と考える同僚のロッシーさんにとって、
そのビジネスチャンスを広げるためにも必要なものだ。

そして、それには
「製作過程を写したドキュメント(フィリピンでは、過程を撮影することをドキュメントと呼ぶ)が必要」
だそうで、ずっとカメラを回し続けていたが、
「それをまとめてビデオにしてほしい」というので、ウコンショウガ茶バージョンを作ってみた。

ココナッツオイルバージョンはすでにあるが、
いろいろと背景に汚い壁が写っていたり、
机の上が散らかっていたりするので、
あらためて撮りなおそうと思う。

ただ、フィリピンに来てから、
こういうマニュアルを作る作業って、大好き。

セミナーを開ければいいが、なかなか諸事情でできないので、
こういう作り方のマニュアルを映像や文書として残しておく。
そうすれば、配属先は何度も見返しができるし、
将来的にセミナーができた際の教材になる。


予算や時期の問題で、
あとどれだけ活動が有意義にできるか分からない。
でも、こういう
私が帰国してからでも残るもの
を、いっぱい残して帰りたいと思った。

↓赴任最初の時期は、することがなくて、有機農業のマニュアル作りばかりしていました。次回は、それが役に立った話。
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コミュニティ開発活動記 | コメント(0)

【vol.386】白土=陶芸にさらなる磨きを

2016年05月30日
JICAの調整員さん(ボランティアのお世話をしてくれる方)からも
「何もないところですからね」
と言われた我が任地、ティナンバック
なかなか人が来ないのが悩みだったが、
最近、相次いで来訪が続いている。

来訪第1弾は、
ティウィの陶芸組合員さんたち!
ティウィご一行様
【写真】=ティナンバックの白粘土をご覧になるティウィご一行様。右がねさん(5月20日)

お隣のアルバイ州にあるティウィ町は
赤土がとれ、それを使った陶器生産が盛ん。
そこでは、同期の滝口隊員(ねさん)が、
レア職種・陶磁器隊員として活動している。
陶芸が体験できるし、3月までほかに2人のJICAボランティアと、
5月までKOICA(韓国のボランティア)がいらっしゃったので、
私もよく訪れていた町だ。

ねさんも過去に2度ほど、我が任地を訪れてくれていたのだが、
その際に目をつけていたのが、
白粘土を取り扱う会社!

ティウィの陶器は、
750~800度の温度で焼く素焼き。
これでは、水を入れても土に染みて漏れてしまい、
食器としては使えない。
なので、もっぱら
ペンキを塗って、装飾品として使われていたのだ。
ティウィペンキ陶器
【参考写真】=ティウィのペンキで塗られた陶器。これはこれで好きなのだが。

水漏れをしてしまうということで、用途の幅が狭まってしまう。
これは、本当に「サヤン(フィリピン語で『モッタイナイ』)」だ。


そこで、ねさんがしている活動が面白い。
それは、
日本でもしているように、
釉薬を表面に塗ってガラス化させ、高温で焼く
という指導だ。
こうすることで水は漏れず、食器としても使えるようになる。
組合員さんたちが手にするお金も増える、というのだ。

現在、灰や土の比率を変えながら釉薬を研究中で、
うち一つが濃い深い緑色を放ち、成功したとか。

白土は、表面に塗ったり、土に入れて混ぜて強度を増したり、
それで磁器を焼いたりもするのかな?
とりあえず、表現の場を広げるため、
ずっとねさんは探し続けていた。

そんな時、ティナンバックに来て、同僚と話していたとき。
隣町・シルマで白い土が獲れると聞いたねさん。
シルマに行こうか、と話していると、同僚が一言。
「ティナンバックでも、白土を取れるところがあるよ」

…というわけで、今回の来訪となったのだ。
今回は生産者さんたちと、貿易産業省の州事務所の担当者が訪問。
粘土を扱う業者を一緒に訪問した。
すると、州事務所のお役人と日本人ボランティアパワーか、
「無料で持っていっていいですよ」と。
3種類の土を10袋ほど持って、お帰りになられました。

ティナンバックからティウィまでは、
車で2時間弱の距離。
シルマまではさらに2時間ほどかかるので、
ティナンバック―ティウィを往復したほうが近い。

ということで、今後もお取り引きをしてくれることとなった。
違う州の関係者同士が、
日本人ボランティアがいたことをきっかけにつながる。
些細なことかもしれないけど、
なんかそんな橋渡しをできたことは、
とてもうれしかった。

↓ねさんの陶器は、マニラでも日本人会のバザーなどで購入できます。また作品が増えたら、特集しようかと思います!
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任地ティナンバック | コメント(0)

【vol.385】町長=選挙と祭りトップ記事

2016年05月26日
今月も、やってきました25日。
ちょっと、ネットの状況が悪く、1日遅れてしまったが、
月刊やまじタイムズ第17号の公開です!
月刊やまじタイムズ第17号1面
月刊やまじタイムズ第17号1面
月刊やまじタイムズ第17号2面
月刊やまじタイムズ第17号2面

今回の一面アタマは、
9日に投票が行われた任地ティナンバックの町長選!
まだ、ブログで取り上げていなかったような話も、
こっそり入っていたりして。。

2面のアタマは、そのすぐ後に開かれたタウンフィエスタ。
楽しかった思い出を、写真とともにお届けしている。

↓画像ファイルが見づらい方は、PDF版をどうぞ!
月刊やまじタイムズ第17号PDF版

↓過去の月刊やまじタイムズはこちらから。
第16号
第15号
第14号
第13号
第12号
第11号
第10号
第9号
第8号
第7号
第6号
第5号
第4号
第3号
第2号
創刊号


いよいよ、これを出せるのも、あと少し!
号が進むたびに、
「帰国」の2文字が頭をよぎる…。

↓ある程度コーナーが固まってきたので、編集スピードはどんどん上がっています。
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ライター・ブロガー論 | コメント(0)

【vol.384】電子=45年の歴史新たな編集

2016年05月25日
今月のマニラ上京では、
フィリピン一斉の統一選の混乱を避ける目的の退避、
「せっかくみんなマニラにいるなら」と開かれた、年2回のボランティア総会のほか、
もう一つのタスクがあった。
それは、
フィリピンJICAボランティア機関誌「たらばほ」245号の発行だ。
たらばほ245号
【写真】=今回のたらばほ245号の表紙(5月14日発行)

たらばほは、フィリピンで協力隊派遣が始まって5年後の1971年、
世界で最初のボランティア機関誌として創刊された。
※詳しいたらばほの説明はvol.156慣れぬ作業に四苦八苦。

たらばほは、年2回の総会ごとに発行。
今回、3回目の発行にして、
編集長をさせていただいた。

ただ、今回のたらばほは、なかなかの目白押しだった。
まずは、
準備期間がいつもの半分だということ。
年2回の総会ごとの発行なので、通常ならば、6ヵ月は準備期間がある。
ただ、今回はフィリピン協力隊派遣50周年記念式典(vol.336JICAカラーで祝福)の際に総会があり、
今回はマニラに選挙退避で上がっているし、
通常の5月、11月に戻してしまえ、と総会が開かれたので、
準備期間は3ヵ月。
この間に原稿の依頼をし、回収をし、
用字用語をたらばほルールに合わせて変え、
デザインを整えてマニラに持参する―
という編集作業をしなければならない。

加えて、
たらばほの電子化
に踏み切った(正確に言えば、今回はお試し電子版)。
現在、たらばほはパソコンのワードで編集し、
PDF化して印刷している。
ただ、編集作業を行うドミトリーにある印刷機は
モノクロのみ。
せっかく寄稿いただいたキレイな写真も、
白黒でしかお届けできなかった。

また、紙も大量に使う。
これまで、全ボランティア、JICA事務所、日本国大使館、
その他の関係部署に書籍版でお届けしていたので、
80部を刷っていた。
1号当たり、60ページとすれば、全部で4800枚。
環境のことを考えれば、印刷はなるべく減らしたい。

そして、この印刷がネックになっていた。
印刷は1冊5分程度。
それを80部だから、全部で6時間40分掛かってしまう。
たらばほの委員会活動はJICAから公費を支給してもらっており、
活動日数は4日間。
その中で、お互いに誤字脱字やレイアウトの美しさなど
お互いにクロスチェックを行う。
これまでは最終日が印刷であり、
それまでに仕上げるとなると、結構深夜遅くまでの作業となってしまっていた。

そんなこんなで、電子化したい、と考えていた。

推薦で編集長を務めさせていただいた今回、
電子化に踏み切ったのだ。

内容としては、任地での活動の様子もあれば、
いつも大きなカバンを持ち歩く隊員のその中身だったり、
あとは帰国した隊員、新隊員からのあいさつ文だったり。
内輪ネタがありつつも、フィリピンの隊員の楽しさが伝わればいいな、と思う。

皆さんにこの場にアップロードしたサイトのURLを貼り付けて、
「見てください!」と宣伝したいところだが、
現在の寄稿規定上、

「web版は、一般公開はしておらず、主に隊員OBやJICA専門家の方等、ウェブサイトのURL、ID、パスワードをお知らせしている方のみが閲覧できるようになっています。」


となっているため、
お知らせできないのが残念。

もし読んでみたいという方がいれば、
URLとパスワードをお知らせしますので、
ぜひともコメント欄やfacebook、
もしくはkenzo.yamaji@gmail.comまでご連絡ください!

↓今後もたらばほは、末永く続いていくことでしょう。今後は読者の一人として、楽しい記事を読んだり、たまに寄稿できたりしたらいいなぁと思います!
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【vol.383】焼酎=比人に飲ませてみた話

2016年05月22日
今回のフィエスタにおいて、
私は一つ試してみたいことがあった。
それは、
芋焼酎をフィリピン人は気に入るのか?
というわけで、
マニラで買った芋焼酎「黒霧島」を、フィエスタで差し入れてみた。
芋焼酎1
【写真①】=マニラの日本食材店で買った黒霧島。1・8リットルで1000ペソ=約2400円もする(5月16日)

正直、焼酎をフィリピン人にも分かりやすい言葉で説明するのは難しい。
SAKEでは、ちょっとニュアンスが違うし、
「Rice Wine」でも、コメは使われていないし。
Spritsじゃ、ただの酒の種類の一つだし。
フィリピン人も飲んだことあるものを、ということで、
結局は
ジャパニーズ・ジン
と紹介した。
(マニラ在住のホストファミリーの次男は、韓国料理屋で食べたことあるので、
 『ソジュ(韓国語で焼酎)だろ?』と言ってくれたが・・・)

というわけで、いろんな会場にこのボトルを持っていき、
飲ませてみた。
芋焼酎2
【写真②】=黒霧島を飲むティナンバックの人たち(5月17日)

結果はというと、
まったく受けませんでした!

うーん、何が苦手なんだろう?

勧めてみて、香りをかぐと
「ランバノック(ココナッツのお酒)みたいだ」
と反応は良い。
「カモテ(芋)からできているんだよ」
と話すと
「それは飲んだことない」
と興味は示してくれる。
でも、一口飲んでみると、
「美味しいよ」とは言ってくれるものの、
やっぱり、2口目はなし。

度数は25度なので、
いつも40度とかのジンを飲んでいるおっちゃんたちからしたら、
全然強くもないはずなんだけど。
一人、日本酒を飲んだことがある人がいたが、
「日本酒の方がすっきりして飲みやすいかな」と感想はくれたものの、
私に気を使ってか、なぜあまり杯が進まないのか、
結局分からずじまいだった。

「ロックで飲むのが僕は好きだよ」と勧めてみるも、
やっぱり、フィリピン人は基本的に、
ショットで一気。
それがいけなかったのかな?

一人、
「俺はこれを5杯飲んだら、
 日本語が話せるようになるはずだ!」
って話す、超酔っ払ったおっちゃんが3杯は飲んでくれたけど、
結局、ほとんどの人が一口なめたくらいで終わり。
親戚のホストファミリーが話していた
「こんな高くて、よく味の分からない酒を飲むよりも、
 フィリピンには安くてうまい酒があるからなぁ」
というのが、彼らの本音なのだろう。

・・・というわけで、
買ってきた黒霧島は、無事に私の晩酌用になりました。
というわけで、20日はアサリの酒蒸しをアテに、
黒霧島を飲むことができたのでした(vol.382アサリ手に入ればコレ)。
チャンチャン!

↓赴任のときに、お土産で日本酒をボスに渡したけど、そういえばあれは飲まれたのかな? もしフィリピンで日本酒の美味しさを広めたい佐賀県関係者の方、ぜひ酒を送ってくれたら、PRしますよ♪
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【vol.382】酒蒸=アサリ手に入ればコレ

2016年05月20日
ただいま、こんなものを食べています。
はい、飯テロ、ドン!
アサリの酒蒸し

アサリの酒蒸し!!

ここは日本じゃないですよ?
まして、日本食の食べられるマニラでもないですよ?
フィリピンのど田舎、ティナンバックですよ??

ことの始まりは、たまたま、
同期と活動の一環で行った町で、
新商品の白ブドウでできたスピリッツを見つけたこと(これは後日書きます)。

その後、同期と私の町に戻り、
マーケットにいたときに、
目に入ってきたのがアサリ。
すごくキレイならせん状の模様に
「これはおいしそうだな」と直感。
ただ、家に帰っても、
ホームステイだから料理は用意されているし、
私が作ろうにも日本の味付けは敬遠されるし、
一度はやめた。
でも、やっぱり食べたいよなぁー!

最近、幸か不幸か、私の“自炊欲”に味方してくれる出来事があった。
それは、ホストファミリーが、
フィエスタから、その直後に副業で飼っている豚の出産と続き、
めちゃくちゃ忙しかったこと。
そうなると、私の食事は忘れられてしまうことが多い。
「買うなら今だ!」

じゃあ、買ったらどう食すのがいいか。
アサリ汁? 味噌ないしなー。
しょうゆとショウガで煮るか。でも、それはアカガイの方が合いそう…。

そんなとき、同期から甘いささやきが。
「さっき買った酒で、酒蒸ししちゃえば?」

それだーー!!!

とりあえず、帰りにニンニクとタマネギを買って、
帰ってまず軽くみじん切り。
その間に、炭をおこして(これが地味に時間かかってしまった)。
それをオリーブオイルで炒めて、アサリを投入。
軽く貝が開いてきたなーと思ったら、
サッと酒をかけて、後はふたをして10分ほど蒸らすだけ!

別にレシピを調べたわけではないが、
美味しくないはずがないよね?
調味料は何も入れていないが、
アサリにはしっかり味がついているし、
濃厚なだしを吸ったニンニク、タマネギは風味が最高!
しかも、この身が黄色い、味が濃厚なのは、
日本でもあまり手に入らないそうで(日本のは少し身が白い?)
ちょっと量が多いかなーと思ったが、
ペロッといってしまった。

これに合わせるのは、
マニラで買った、秘蔵の芋焼酎「黒霧島」(これも後日、ブログで書きたいことが…)。
「ちょっと一杯だけ…」のつもりが、ついつい2杯、3杯。。

締めは、
「佐賀で酒蒸し(アゲマキ貝のバター炒めだったか?)の残ったスープに
 パスタ麺を入れてくれる店があったなー」

※何ていう店か分かる佐賀人の方、帰国したら行きましょう。
と考えつつ、
そんな美味しいストックは家になかったので、
汚いなぁと思いつつも、冷ご飯の上にスープをぶっかけ。
これまで含めて、
最高のフライデーナイトでした!

これは作るの簡単だったし、
タカの爪入れても美味しいかなぁと思ったし、
パスタを入れてボンゴレでも美味しいと思うし、
忙しいフィリピン人家族たちにも作ってあげよう!

↓この後、これまた秘蔵の韓国のどぶろく「マッコリ」にいこうかと考えましたが、踏みとどまりました。空けてしまうと炭酸が抜けるし、一本飲んでしまうところだった。笑
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フィリピングルメ | コメント(0)

【vol.381】神事=祭りは地域の絆深める

2016年05月19日
Happy Fiesta!

昨年10月に、バランガイフィエスタ(vol.268フィエスタ中に来比を)というお祭りを紹介したが、
今月16、17日は、
タウンフィエスタという、町を挙げてのお祭りが開かれた。

バランガイは、各バランガイ(村)単位のお祭りなので、
バランガイごとに地域は違うが、
タウンフィエスタは、毎年5月。
昨年は、JICAボランティアの年2回の総会時期と重なって
ミスティナンバックの予選会・タレントナイトだけを見た(vol.147女王の栄冠は誰の手に)が、
今年は総会、選挙避難のマニラ上京のため、逆にミスティナンバックの行事は見られなかったものの、
祭り本番の16、17日は参加ができた。

やはり、海辺町ならではのティナンバックの行事といえば、
海上を運ばれるキリスト像ではないだろうか。
タウンフィエスタ1
【写真①】=キリスト、マリア像を載せた船(5月16日)

わが町は、川と海がある町なので、
バランガイごとに設置されるキリストやマリアなどのキリスト教にちなんだ像は、
まずは川に持ってこられて乗船。
そのまま海の沖まで持っていって清め(?)、
沖へと戻ってきて町内を巡り、
最後はティナンバック教会へと戻るのだった。

タウンフィエスタ2
【写真②】=町を練り歩く各バランガイの像(5月16日)

今回、船には乗せてもらえなかったものの、
沖についてからは、教会幹部たちと一緒に練り歩いた。
そこで見たのは、
パレードを見つめる、住民たちの熱い視線。
タウンフィエスタ3
【写真③】=パレードを家の外に出て見つめる子どもたち(5月16日)

おそらく、ナガのピナフランシャ(vol.247山笠か優勝パレードか)や、
フィリピンではパナイ島・カリボのアティアティハンや、ボホール島のサンドゴフェスティバルとは
比べ物にはならない規模かもしれないが、
本当に住民みんながこのフィエスタを楽しみにしている。
そして何よりも、
パレードに参加していた人たちが、
本当に良い表情をしていた。

タウンフィエスタ4
【写真④】=キリスト像をひいて練り歩く教会関係者たち(5月16日)

私が記者時代に取材した、博多や飯塚の山笠関係者たちは
7月15日の追い山を終えると、
「あと364日タイ!」
と励ましあい、
その間の無病息災を祈り、
また無事に山笠(ヤマ)が舁(か)けることを誓い合い、
7月1~15日の山笠期間を休めるようにと日常に戻り、仕事に励んでいた。

フィリピンの住民も同じ。
こうやって楽しみ、フィエスタ中は親戚一同が戻ってきて一緒に酒を飲み、
またこの1年も無事に過ごせますようにと誓い合っていた。
祭りは、地域の絆を深める場である。

ただ一つ、フィリピンと日本で違うところは、
フィエスタが終わった後も、そのまま勝手に休んでしまうところ。笑
お願いだから同僚の皆さん、出勤してきてくれーー!
仕事にならんばーーい!

↓祭りの後の余韻を楽しみすぎ、フィリピン人! いろいろフィエスタ前に頼んでいた仕事、何も進んでいないし。。
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任地ティナンバック | コメント(0)

【vol.380】奸雄=比大統領選は三国志だ

2016年05月10日
「治世の能臣、乱世の奸雄」―。
9日に投票されたフィリピン大統領選を見ていて、
こんな言葉を思い出した。

同大統領選は、
フィリピン時間10日午前9時現在、開票が依然として続いているが、
直前の世論調査の下馬評どおり、
ミンダナオ島・ダバオ市長のドゥテルテ氏が、
2位以降に大差をつけて、当選が確実な状況となった。

フィリピン大統領選
【写真】=市民団体の調査をもとに、開票情報を流すフィリピンの報道番組(5月10日)

「麻薬業者や強盗は殺す」などの過激発言で注目を集め、
米大統領選になぞらえて
「フィリピンのトランプ」
とも言われるドゥテルテ氏。
しかし、ダバオ市では強烈なリーダーシップで、
犯罪率を劇的に低下させた。
今回、あまり細かい政策論争が争点というより、
「政治における不正の撲滅」
がもっとも大きく取り上げられた同大統領選。
時代が選んだのは、
奸雄(知恵、悪知恵にたけた英雄)だったのだろう。


冒頭の「乱世の奸雄」と称されたのは、
三国志に登場する
魏の曹操
合理主義で末期の漢王朝で豪腕をふるった。
賄賂政治で政治が腐敗する中、
魏・呉・蜀という3つの国に分かれた。
今回の大統領選を見ていると、
どうも三国志と似ているように思えてならない。

前述のように、ドゥテルテ氏は魏の曹操。
合理性を追求し、乱世をおさめていった。

しかし、大統領選序盤で人気だったのは、
女性候補の上院議員、ポー氏。
ポー氏は、もともと捨て子として俳優の父に拾われたという
悲しい生い立ちを持つ。

父も大統領選に出馬し、相手候補の不正疑惑の下に敗れたという背景もあり、
人気を博していた。
これを見るに、
ポー氏は蜀の劉備
といったところだろうか。
劉備は、漢王朝の末裔だったにもかかわらず、家が没落し、
むしろ売りをしていたという過去を持つ。
そこから蜀の皇帝にまで上り詰めたところに、
人気の一端があるように思う。
ただ、三顧の礼で諸葛孔明を迎えたように、
治世の人間としては、ちょっと力不足感は否めないけど。
フィリピン人も、ポー氏を
「良い人だけど、大統領になる力があるか分からない」
と評していたし、重なるところはあるかも。

呉の皇帝・孫権は、ロハス氏だろうか。
アキノ現大統領から後継指名を受けるなど、
父・孫堅から受け継いだ玉璽(皇帝の用いた紋章。権力の証)をもとに、
呉の初代皇帝に就く。

副大統領だったビナイ氏は、結局あまり上位には食い込めないまま終わった。
うーん、三国志だと、公孫賛くらいのイメージ?

三国時代は結局、
魏が蜀を滅ぼすも、
その魏で司馬炎によるクーデターが発生。
晋という国が誕生し、
その晋が、呉を滅ぼす。

過去には、独裁的な大統領を
人民の力で追いやる「エドゥサ革命」(ピープルパワー)も
起きたことのあるフィリピン。
果たして、強権的なドゥテルテ氏の舵取りや、いかに。

↓大統領選と同時に、うちの町のメイヤー選挙も気になるところです。
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【vol.379】禁酒=ビールなし焼肉食らう

2016年05月09日
選挙の混乱を避ける避難や、年2回のボランティア総会に参加するため、
7日からマニラに滞在している。
マニラの楽しみといえば、
任地で食べられない、美味しいご飯!
※同時に、財布がどんどん薄くなる悲しみでもあるが…。
着いた初日は、日本料理店で、和食に日本酒!
そして、2日目の8日は、
マカティのジュピター通りにある
焼肉店横浜ミートキッチンへと行ってきた!

見てください。
横浜焼肉1
【写真①】=タン、豚トロ、ホルモン、カルビのセット(5月8日)

こんなん、もう日本でしょ?笑

肉はフワッフワ、トロットロです。
日ごろマニラでよく行く韓国料理店のサムギョプサル(三枚肉)も好きだが、
タンとか、ホルモンとか、もう口の中でとろけるようで…。
まずいわけがありません。

さぁ、これは酒が進むーと、ビールを注文すると、
店員さんからまさかの返事が!?

「No Alcohol(きょう、お酒ないです)」

・・・・・・・・・・・・・・・・

まじかーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

横浜焼肉2
【写真②】=まさかの焼肉と緑茶(5月8日)

こちとら、
成人してからほとんどの焼肉で
ビールを飲んできたんじゃい!

記者時代は筑豊で、
「肉」をテーマに「みーとにみーと(肉に出合う)」って連載で、
月間賞を取ったこともあるんじゃい!

焼肉に、そんなに白飯は求めない。
脂っこい肉を、軽い炭酸で流し込む…。

それが、ビールが飲めないなんて…。

実はフィリピンでは、今回の統一選(大統領から地方選まで)に合わせ、
投票前日の8日と当日の9日は、酒の提供ができない。

その他注意事項 : ・投票日前日は選挙運動,アルコール類の販売・提供・飲用,無料送迎・飲食,金品贈収は禁止。

・投票日は(前日の禁止事項に加え)複数回投票や代理投票,投票所の半径30m以内での選挙絡みでの政治活動や露天売買,市場,闘鶏,ボクシング,競馬等の開催の禁止。
                                               (JICAからの説明文章参照)



まぁただでさえ選挙にちなんで気が立っている時期。
そこにアルコールで酔いが加わると、
対立候補の支援者同士が街で出くわそうものなら、
ケンカ、果ては殺人事件まで起きてしまうからだろう。


仕方なく、
成人になってから片手で数えられるほどという、
アルコールなし焼肉となってしまった。


まぁ、アメリカで、禁酒令の裏でカクテルが発達したように、
禁止されると、もっと飲みたくなるもの!
参考文献:


プライベートな場だけは許されているので
前日にビールは箱買い!
以前買ったウイスキーなどもあったので、
まったくお酒を口にできないという“地獄”だけは避けられた。

まぁそんなこんなで、
きょう9日はフィリピン大統領選も投票が実施中。
果たして、国の舵取りをするのは誰になるのか!?

青年海外協力隊春募集は、5月9日(消印有効)まで受付中!

↓ちなみに、横浜みーとキッチンは、昼の定食なら500ペソ(1100円)程度。しかもビールはランチタイム半額! 禁酒があけて仕事がない日に行きます!
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フィリピングルメ | コメント(0)

【vol.378】投票=比の選挙はお祭り騒ぎ

2016年05月06日
フィリピンでは、9日の統一選(大統領、地方選)の投票日を前に、
俄然、選挙一色になってきた。
こちらの選挙も、選挙カーが町内を回る。
フィリピンの選挙戦
【写真】=フィリピンの選挙カー(4月8日)

こちらの選挙カーの特徴は、
車に大きなスピーカーを乗せ、
その候補にちなんだ替え歌を流すこと。


例えば、女性の候補ならば、
アバの「ダンシングクイーン」のサビの部分を候補者名にしたり、
こちらで人気なダンスソング「オチョオチョ」のリズムに合わせて候補名を連呼したり。

しかも、
なぜか速い。笑
これはうちの町だけかもしれないけど、
「そのうち候補者の写真を撮ろう」と思っていたけど
いつも、すごい速さで通り過ぎるので、
上のような写真しかおさえてられなかった。笑

あとは、日本と違って、候補者が載っているのを見たことない。
大概、写真付きの大きなターポリン(布製のポスター)を掲げるくらいで、
支援者が乗っているくらい。

じゃあ、候補者は何をしているのかというと、
いろんなバランガイ(村)をまわって、夜に集会をやっているようだ。
一度くらい、見に行きたかったけど、
JICAからそのような政治集会には近づかないように言われている。

というのも、フィリピンでは政治資金規正法のような法律がないのか、
ポスターはバンバン張るわ、支援者にはご飯を食べさせるわ、
時には現金を渡しちゃったりとか。
(私は直接の現場を見たことないが、ほかの隊員の町では実際にあるらしい)
投票前最後の出勤日となった6日も、
うそか誠か
「これ飲んだら、投票しなきゃいけないんだよー!」と
ビールが少しだけ振る舞われた。
(これは少しだけ飲んじゃった)

まぁ、とにもかくにも、フィリピンの占拠は
かなりの金が選挙で動くのです!
※その金を貧困層の開発に回したほうが、よっぽど有意義と思うが…。

だから、候補者陣営も命がけ。
実際、対立候補や支援者を殺害するなんて事件も起きている。
そして、選挙結果いかんでは、暴動だって起きる。

なので、あす7日から1週間ほど、
JICAボランティアは首都マニラへと避難する。
我が任地ティナンバックも、
現メイヤー(町長)が3年3期を務めたので、
任期満了で必ずメイヤーは交代する。

正直、この2週間ほどは、
本当に仕事にならなかった。
完全に、お祭り騒ぎ。笑
予算は動かないし、同僚たちは選挙のうわさで持ちきり。
ちょうど、5月は町のフィエスタ(お祭り)の時期とも重なり、
かなり浮ついた雰囲気が漂っていたからだ。

任地に戻ったとき、町の雰囲気はどう変わっているのか?
私の残り任期の活動にも関わってくる問題であり、
かなり注目してみていきたい。

青年海外協力隊春募集は、5月9日(消印有効)まで受付中!

↓任地で暴動などがなければ、16、17日のフィエスタ本番に戻ってこれるのですが。。果たしてどうなることやら。
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