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【vol.277】田舎=どこの村にも魅力ある

2015年10月31日
このキレイな空をどうぞ!
リベルタッド・夕陽空
【写真①】美しい茜色の空(10月29日)

キレイでしょ?
残念ながら、わが任地ティナンバックではない。
先輩隊員の任地の
茜色に染まった空だ。
今回、先輩隊員が海辺のバランガイ(村)向けの住民対象に、
農業や防災、海洋環境などに関するセミナーを開催。
そのお手伝いとして、出張させてもらったのだ。

今回、セミナー参加を希望したのには2つの訳がある。
1つは、わがティナンバックも海辺のバランガイが多いこと。
44のバランガイがあるうち、25が海に面している。
私は農業の隊員だが、
最近来たピースコー(アメリカ版青年海外協力隊)のCole(vol.249あれ?私の時あった?)は、
漁業の担当だ。
以前から、漁業担当のフィリピン人の同僚からも
「海辺の漁師の副業的に農業を教えてほしい」との依頼もいただいていたので、
その参考になると思っていた。

2つ目は、
先輩隊員が、事あるごとに「何もない町だ」と言っていたこと。
ティナンバックも、ボランティアのお世話をする調整員さんから
「まぁ、ティナンバックは何もない町ですからね」と言われた、まずしい町(vol.229胸張り紹介できた任地)。
「貧しい任地対決をしよう」と思って、
手を挙げさせてもらったのだ。


初日、バスで降り立ったのは、町の市場。
近くには商店があり、
中でも質店が目に入った。
「ティナンバックよりも、都会じゃん!」
単純にそう思った。

しかし、徐々に町を見回るうちに、
「そうやって比べることなんて意味がない!」と思うようになった。
人口は約6万人同士で、ほぼ同じくらい。
バランガイ数は、ティナンバック44のこの町は19。
町の感じは、中心街は同じくらいの経済レベルかもしれないが、
一番貧しいというバランガイを訪れたときは、
ティナンバックの貧しいバランガイよりも、さらに貧しいように感じた。

ただ、そのバランガイでも、
海辺に沈む夕陽は美しかったし、
夕陽海
【写真②】=海に沈む夕陽(10月29日)

恥ずかしがりながらも、カメラを向けると笑顔を見せる子どもたちは、
ティナンバックとも同じようにかわいかった。
リベルタッド・子ども
【写真③】=先輩の任地の子どもたち。笑顔のかわいさは、決して比べられない(10月29日)

そして、海の美しさ。
白い砂浜、そして透明な海。
その青い海を、オレンジとも紫とも赤とも分からない色で染めていく夕陽。
生活排水が流れる川と直結し、
海がにごっているティナンバックとは違うものだった。

でも、ティナンバックには多くの大地を覆うココナッツ農林があるし、
内海、外海を楽しめる環境もある。

経済レベルとか、店があるとか、そんなことではない。
勝ち負けじゃない。
どこの村にも、その村にしかない魅力がある。

ほかの町の魅力に気づいたからこそ、
任地ティナンバックをもっと楽しみたいと思った。

↓「ほかの隊員と比べても意味がない!」と常々思っているんですが、やっぱり比較しちゃうんですよね。でも、やっぱりティナンバックが恋しくなる。
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任地ティナンバック | コメント(0)

【vol.278】海老=わさび醤油で再現の味

2015年10月31日
さぁ、日本に住んでいる皆さん、
甘海老は好きかな?
プリップリの食感に、少し塩辛い醤油とわさびで引き立つ甘い身、
たまんらないよね?
いつも、どんなときでも食べたいよね?

そんなときにおススメするのがこちら!
チャラララッチャラーン!
ココナッツの、わさび醤油!(ドラえもん風)
ココナッツ甘海老
【写真①】=ブコの実の部分を刺身の要領でカットした切り身(10月29日)

用意するものは簡単!
まずは、ブコ(若いココナッツ)を手に入れよう!
これは、
道端に生えているものを長枝切りバサミで切り落としてもいいし、
身軽な青年にお願いして、切り取ってもらっても構わないよ!
これはどこにでも生えているから、簡単かな?

お次は、醤油とわさびの手配。
うーん、これはなかなか見つけるのは大変だね。
これは、首都にいる間に、
大手財閥系のスーパーか、日本食材店で手に入れておこう。
醤油は、キッコーマンが安い値段で売られているし、
わさびは、日本製、もしくは韓国製が手に入るね。

材料さえそろえば、あとは簡単だよ!

まずは、ブコをボロ(なた)で切っていこう。
外側の堅い皮をそいで、
中に入っているココナッツウォーターを飲み干して。
ウォーターが無くなったら、
半分に切って、中の白い実を取り出してみよう。
これは、鉄製のスプーンを使っても、
外側の堅い皮でスプーンを作ってもらっても、大丈夫だね。
ブラオ・ブコ
【写真②】=外側の皮を使って作ったスプーンでブコを食べる私(今年7月)

あとは、切り分けたブコを
わさび醤油で食べるだけ!


なんとビックリ!
これだけで、
甘海老をわさび醤油で食べている感覚になるよ!
簡単だね!

あれ、
ブコの入手が難しい?
それは、フィリピン人に頼んでみよう!
高枝切りバサミのように長いなたで切り落とす例もあれば、
ココナッツ農家が、器用に木に登ってブコを手に入れてくれる例もあるよね。

あとは、切り落としたブコに、
わさび醤油をつけて口に入れるだけ!

これは、ただ醤油だけだと、物足りないな。
醤油を漬けたところから
「あれ、これ甘海老の食感じゃない?」と思えるから。

まずは、嘘だと思って、物は試し!
食べてみようよ!

あれ、日本だと、身近にブコが手に入らない?
仕方ないなぁ、
じゃあ、農地の90%をココナッツ農林に覆われた
ティナンバック町に来ちゃえばいいんじゃない?

いくらでも、甘海老風味のブコが食べられますよ!

↓これは、今回のパナイ島への出張の中で、ほかの隊員から教えてもらった食べ方です! ものは試し! まずはティナンバックまで来ちゃえばいいんじゃない?
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フィリピングルメ | コメント(0)

【vol.276】変化=過去、現在そして未来

2015年10月26日
来年2月で、フィリピンにおける青年海外協力隊の派遣は、
50周年を迎える。
1965年に始まった協力隊事業において、
同年のラオスに次いで第2陣。
66年2月22日に、12人がフィリピンの地を踏んだ。

50周年を記念した式典が来年2月22日、
フィリピンで開かれる。
以前も紹介した(vol.163来年2月、委員長です)通り、
私が、式典とその直後にあるボランティア総会の
委員長を務めさせていただくことになった。


その実行委員会の初会合が24日、マニラで開かれ、
式典のコンセプトを
「変化~人と笑顔を繋いだ50年」
と決めた。

今年2月、協力隊事業の50周年を祝う式典があった。
その際、フィリピン隊のOBの方から聞いたのが
「当初は石を投げられるなど、日本人への悪感情が強かった」
というエピソードだった。
始まった当時で、戦後20年。
まだ、日本軍がフィリピンで戦ったことへの反感はあったのだろう。

それから約半世紀が経ち、
今ではフィリピンは親日国の一つにまでなった。
それは、ODA(政府開発援助)によって、
空港や橋、学校を建てたことによるものかもしれない。
アニメを中心に、多くの文化を発信したことも影響しているだろう。
日本企業の進出により雇用を生んでいることも、一つの側面を担いそうだ。
そして、
農村部に入り込み、技術を伝え、考え方を伝えてる草の根活動をしてきた協力隊も、
そんなフィリピン人の対日本人感情に“変化”を与えた一つのファクターだと思う。


そんな変化は、今も続いている。
派遣開始当初は医療系や自動車整備など理科系の技術職が多かったというが、
今では、デザイナーや防災、コミュニティ開発など
一緒になって現地の人と考え、汗を流す職種が増えてきた。

そんな変化は、フィリピン人に笑顔をもたらしたことだろう。
雇用が増えた、収入が増えた、子どもが教育を受けられるようになった…。
逆に、日本人がフィリピン人に助けられ、
笑顔になった例もたくさんあるはずだ。

ただ、このままさらなる50年を続けるべきなのか。
フィリピン1期生の方にインタビューをさせていただいたところ
「まさか、50年も続くと思っていなかった」
とおっしゃられていた(vol.77本当はなくなった方が)のが印象的だった。
つまりは、
協力隊が入り続けるということは、
まだ、フィリピンが十分な発展をしていないということ。
もし、十分に経済発展を遂げれば、海外援助など必要としなくなる。
むしろ、そうやって支援に慣れ、支援されることが当たり前になり、
自分たちでは発展しなくなってしまうかもしれない。
そういう未来の変化についても考えてほしい、という願いを込め、
実行委員会で考えたコンセプトだ。


実行委では今後、このコンセプトに沿って、
式典での発表(1時間程度、協力隊発表枠がある)を考えたり、
総会でするワークを考えていくつもりだ。

式典には、多くのフィリピン政府関係者や、
自分たちのカウンターパート(同僚)など、250人規模で招待する予定だ。
彼らが青年海外協力隊についてより理解を深め、
かつホスト役である自分たち協力隊も思い出に残るような
式典にできたらと思う。
ぜひ多くの方に応援していただけたら、幸いです。

↓新しく「フィリピン50周年記念式典」というカテゴリを作りました。作業の進捗状況や、委員長の体験ルポ、考えていることを発信できたらと思います。
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フィリピン50周年記念式典 | コメント(0)

【vol.275】赴任=出張中も変わらず発行

2015年10月25日
金曜日、土曜日とマニラに出張し、
その足で、ルソン島、レイテ島、ボホール島に次ぐ4つめの島、
パナイ島へ出張中!

そんな中でもきょうは25日、
はい、隊員通信「月刊やまじタイムズ」の発行日ですね。

月刊やまじタイムズ第10号1面
【写真①】=月刊やまじタイムズ第10号1面

月刊やまじタイムズ第10号2面
【写真②】=月刊やまじタイムズ第10号2面

今月は「赴任1周年記念特集号」と題し、
1面、2面ともに、
アタマ(トップ)記事は、1周年に関連した記事となった。
2面では、
この1年間でのメンタル面、モチベーションを数値化。
浮き沈みをグラフで示してみた。

また、新たなコーナーとして、
島国であるフィリピンのいろんな島を取り上げる
「○○へ行ってきました!~フィリピン島国探訪記~」がスタート。
出張だったり、遊びに行ったりで、
私が住むルソン島以外の島を訪れた際に、
不定期で連載をしていこうと思う。

今月も、ぜひ「月刊やまじタイムズ」をお楽しみください!

過去の発行はこちらから↓
第9号
第8号
第7号
第6号
第5号
第4号
第3号
第2号
創刊号


↓今月は出張やら、フィエスタやらで発行が危ぶまれましたが、せっかくの2桁達成号! 合間を縫って準備をしたので何とか発行にこぎつけました!
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ライター・ブロガー論 | コメント(0)

【vol.274】政局=選挙で町は変わるのか

2015年10月23日
フィリピンのテレビは今、
選挙戦一色。
と言っても、選挙が実施されるのは来年5月。
その際、
一気に大統領、副大統領、国会議員、地方首長、地方議員の
選挙が実施されるのだ。

日本の統一地方選の比じゃない。
一気に陣容が塗り替えられるといっていい。

その立候補の受け付けは来年5月直前、
と思いきや、
なんと先週締め切られた。
なんとも早いことで。
フィリピンは立候補だけは、
国籍さえフィリピン国籍ならできるようだ。
その中から、12月に事前審査が行われ、
泡沫候補(明らかに冷やかしでの立候補)は切られる。
だから、変な人もいっぱい立候補している。

わが町ティナンバックも、当然選挙が行われる。
今回の選挙が何時にもまして住民の関心を呼んでいる理由が
必ず町長(メイヤー)が交代するからだ。
フィリピンでは、
大統領は、任期6年で再選禁止(当選1回まで)、
地方首長は、任期3年で4選禁止(当選3回まで)となっている。
現在のティナンバックのメイヤーは、現在3期目。
なので、必ず交代するようになっている。

だから、同僚や住民たちも、いろんなメイヤー選の噂話にいそしんでいる。
というのも、ティナンバックは不正が多く行われているとされる町(【フィリピンのど田舎で、モッタイナイとさけぶ(4)】優秀な人材さえも失職する、「不条理」がまかり通る政治事情
現市政は、今のメイヤーの兄が3期し、
現在のメイヤーが3期。
そして、次の選挙には
現メイヤーの息子が立候補しているそうだ。
ずっと一族が治め続けていることで、
ティナンバックの停滞が続いていると指摘する人もいる。

ただ、ずっと続けているからといって、人気があるかというと、
必ずしもそうではない。
確認を取っていないが、フィリピンは政治資金規正法のような法律が存在しない。
だから、選挙前になれば、
金は飛ぶわ、飯は食わせるわで、
何とか票を獲得しようとする。
お金を持っていて多く票をもぎ取れた人が、当選する仕組み。
だから、選挙戦いかんでは暴動も起きるので
来年5月はすでに、マニラ退避が決まっている(その際にボランティア総会を開く)。

私としては、ホストファミリーが退職させられているとはいえ、
今の政権に不満はない。
むしろ、来年5月は活動の仕上げ時期。
フィリピンでは選挙が行われて権力を持つ人が変われば、
主要ポストは一気に入れ替わる。

ティナンバックのことを思えば、
停滞を変える意味でも刷新が必要かもしれない。
でも、変に大きく方向性が変わってしまい、
私がやっているプロジェクトがまったく意味を成さなくなれば、
それはそれで困るんだけどなぁ。

↓選挙戦が本格的に始まるのは、来年2月か3月だそう。日本ではありえない選挙戦などがあれば、また取り上げますね。
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任地ティナンバック | コメント(0)

【vol.273】物質=ファスナーが一瞬で!

2015年10月22日
先日、ネットで
壊れたファスナーが一瞬で復活!プロ直伝のテクが超便利という記事を見つけた。
私はかばんの使い方が荒いのか、よく使っているからなのか、
よくファスナー部分が壊れやすい。
それで、直すのが面倒くさくなり、
次のかばんを購入するということが多々あった。

そして、今私が活動で使っているかばんも
表についているポケット部分のファスナーが、
歯がかみ合わず、左右に裂けてしまっていた。
「せっかく気に入っていたんだけどな、どこかで直せるかな」
と考えていたら、
それを見つけた同僚が一言。
「俺が直してやるよ!」

そして、始めた方法がなんと、
アメリカのファスナー工場のそれと同じだったのだ!
ファスナー
【写真】=ペンチで器用にファスナーを修理してくれる同僚のジュンさん(10月22日)

「まさか、この日本語の記事を見たわけないしなぁ」と思って
「どこで習ったの?」と聞くと、
「ザッツ フィリピノ スタイル!」
(これがフィリピン人のやり方だ!)

確かに、ほかの同僚もこのやり方を薦めてくれたし、
日本人が知らないだけで、
当たり前のやり方だったのかもしれない。
それにしても、本当にフィリピン人って器用だと思う!

フィリピンの田舎町では、なかなか新品製品が入ってくることが少ない。
だから、中古品を買って使うし、
壊れたら直す修理屋も多い。
バイクも、「よくそんな状態で走れるな」と思えるほど
長く乗っている。
(一度、同僚が『ほら、日本車製のバイクが壊れているぞ!』と茶化して言ってきたときは、
 『そりゃ、そこまで乗れば壊れるよ!』と腹も立ったが…。笑)

日本での社会人時代は、少しはお金もあったし、
「壊れたら、また新しいのを買えばいいや」と思っていた。
しかし、ここフィリピンでは、その「新しい」を買うための資金がまずない。
だから、本当に動かなくなるまで、
何度でも修理して使う。
もちろん、新しいものを買うことで、
経済が回っているという側面もあるが、
一つのものを大切に(フィリピン人が大切に使っているかと言うと疑問符がつくが…)使い続けること。
そんな物質主義とは無縁の世界。
フィリピン人から教えられることの方が、本当に多い。

↓フィリピンに来て、買った服も古着ばかりだし、無駄なものは買わなくなりました。ただ、好きなカメラと、美味しい食事・美味しい酒に関しては、タガが外れちゃうんですよね。笑
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任地ティナンバック | コメント(0)

【vol.272】期待=投稿に教えられた真理

2015年10月20日
フィリピン赴任から1年がたち、
facebookでもフィリピン人の友達が増えてきた。
任地だったり、セミナーでお会いした人だったり。

フィリピン人がfacebookで好きなもの。
それは
セルフィー(自撮り)と名言のシェア。笑

セルフィーに関しては、「もうフィリピン発祥の言葉なんじゃない?」ってくらい。
もちろん、若くてきれいな人の自撮りなら、こちらも見ていて楽しくなるが、(以下略)。
気づけば、本当にタイムラインがセルフィーだらけになってしまう。

あとは、名言のシェア。
特に、カトリック国であるので、
聖書の一節ということも多いし、
恋人との甘い言葉をシェアすることもある。

そんな中、友達の一人が、
ルネサンス演劇を代表する劇作家、シェイクスピアのこんな言葉をシェアしていた。
シェイクスピア

日本で訳せば、

シェイクスピアいわく、
「私はいつも幸せであると感じている」。
その訳が分かるだろうか?
それは、誰に対しても、何も期待していないからだ。
期待は、いつも傷つけてしまう。


くらいの意味だろうか。

すっごく、この言葉を「真理だ」と実感する出来事があった。

現在、私は、ほかの隊員と一緒に、
任地の活動とはまた別の、とあるプロジェクトを進めている。
メンバーは、希望者というわけではなく、
ある程度、持ち回りで回ってくるもの。
私は、そんなプロジェクトのリーダーをさせてもらっている。

ただ、その活動の進め方で、少しショッキングなことがあった。

たまたまこの時期にいたからメンバーになっただけで、
正直、モチベーションの違いがあるのは仕方がないと思う。
ただ、続けざまに
「(私の)やり方、進め方が悪い」と責められた。
「じゃあ、それをみんなにメーリングリストで提案してくださいよ」と提案するも、
「そこまでの労力を裂くほど、やる気はない」と。

確かに、自分でも至らない部分が多いことは自覚している。
ショックだったのは、任地が遠く、あまり話したことがないお一人の隊員は別にして、
信頼していたメンバーの一人から「やる気がない」と言われたことだった。
正直、そのイベントどうこうへのモチベーションはなくても、
「ヤマジが困っているから、ちょっと手助けしてやろうかな」と言ってくれると期待していた。
ボランティアとしてわざわざ途上国まで来ているわけだし、
時間がたてばやる気になってくれるだろうと期待していた。

ただ、
期待していたからこそ、裏切られた時のショックは大きくて。
いや、むしろ
裏切られたというのも私が勝手に期待しただけで、
相手はそうは思っていないことって、多い。


男女の関係で言えば、
毎日のようにメールや電話が来るし、
「これは脈ありだろう」と期待して、いざ告白してみれば、
実は
「友達としては良い人」と思われていただけだったりとか。
このケース、あまりに多いぞ? 自分で書いて、自分で傷ついているぞ?笑

でも、言っちゃえば
期待した自分が悪いだけで。
期待して、望んだ結果じゃないからって、傷ついて。

誰からも、何も期待をしないでいれば、
その分、何か周りの人が助けれてくれたときに、
喜びはもっと大きく感じられる。
そうすれば、いつも幸せだと感じていられる。

うーん、真理。
そんな真理に少しでも近づけるように、もっと人間を磨いていかなければな。

↓もちろん、口に出して「手助けしますよ!」って言ってくれる人は、期待してよいと思います。ただ、女性の「好き」は、そのまま信じないほうが、経験上、無難。笑
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【vol.271】診断=協力隊は健康になれる

2015年10月19日
「本当に行けんかもしれんよ」

ちょうど2年前の平成25年度秋募集で
青年海外協力隊を受験した私。
ただ、
「本当に受かるのか」「もう会社は辞めてるんだぞ」―。
周囲から、心配の声が多く寄せられた。

原因は、私の健康問題。

当時は、記者をやめたばかり。
仕事の時間は不規則で、
午後9時に帰れれば「ちょっときょうは早いな」という方。
もちろん、その時間からでも飲みに行くし、
行けば帰りは2時3時。
朝までカラオケを、何度したことか…。

そんな生活がたたり、
おなかはでっぷり、体重80キロ超え。
秋募集締め切り3日前に「健康診断結果」送付の事実に気づき、
何の備えもせずに受けた健診は、
γ-GTPは「108」(平常値は10~47)と、
見事煩悩の数
「肝硬変の一歩手前」と言われた。
肥満、脂肪肝、肝機能障害…。
そんな話や、父方・母方どちらもが糖尿の家系という話を
医療系のフィリピン隊員に話したら、
「糖尿界のサラブレッドですね」
と、ありがたいあだ名までいただく始末…。

そんなこんなで、協力隊の試験は1次の書類審査、
2次の面接と突破するも、
毎回書類には
「再検査を受けてください」「健康診断次第では派遣取り消しもあります」
という強い文言が。
医療施設が整っていない途上国で生活する協力隊。
もし健康に不安があれば、
万一悪化したときに医療を受けるまでに時間が掛かるから、
健康な人を送るのは当然だ。
派遣前は3ヵ月ほどの禁酒やダイエットを敢行し、
体重は最終的に10キロ減、
肝機能数値の正常化

を勝ち取ったのだ。

ただ、フィリピンに来てからは、
酒も解禁していたし、
飲むのはブランデーやジンなど度数の高い酒。
ホームステイの食事は、ほぼ野菜なしの肉魚中心。
「これは、また健康悪化しているかな?」と思っていた。

そんな私が、赴任1年を前に、
マニラで健康診断を受けていた。
その結果が19日、任地に届いた。

果たして結果は…。

健康診断再検査なし

まさかの再検査なし!!!

正直、数値は、すべてが正常値内かというと、
決してそうではない。
健康診断
【写真②】=オレンジ色で塗ったところが、正常値を超えていた結果(10月19日)

それでも、もしあのまま記者を続けていたら、
身も心も、ズタボロになっていただろうなぁと思うと、
本当に協力隊に来て良かったな、と。


今、仕事がきつくて、
その鬱憤を酒に逃げている皆さん。
協力隊を受けてみませんか?
心も身体も健康になり、
おまけに国際協力にもなっちゃう。
なんせ、協力隊のキャッチフレーズは
「世界も、自分も、変えるシゴト」ですから!

↓残り任期1年。体重に関して(vol.237そりゃ痩せられないよ)は、白飯を食べる量を減らす、ミリエンダ(おやつ)を食べないなどにより、若干痩せた気もします。若干ね、若干。
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【vol.270】英気=あえて仕事しない避難

2015年10月18日
「避難が決まりました」

15日、昼からホストファミリーの誕生日会。
夕方には少しお酒が入り始めていた私に、
JICA事務所の調整員さん(ボランティアの管理調整をしていくださる方)から
連絡が入った。
台風24号が、任地のあるビコール地方に接近…。
そのため、近隣のナガのホテルに避難してほしい、と。
昨年10月のフィリピン入国以来、4回目の台風避難。
もう、慣れてしまったものだ。
行き先も、これで3回連続となるホテル。
ただ、これまで無事だったからといって(vol.149混乱の中でのナガ避難
気は抜いちゃいかん。
一応、水やらクラッカーやら、保存が効きそうな食料を確保して、部屋へ。

任地赴任1週間後での避難だった初回をのぞく過去2回は、
ホテルにはwifiが飛んでいるし、
近くにはフリーwifiのカフェがあるし、
「この機会に、たまっていた仕事を片付けよう!」となっていた。

でも、今回は少し違った。
実はちょっと、人間関係をこじらせる出来事があり、
着いたときには、完全にメンタルがボロボロ。
飲んで口論になって切れるし、
メールにはとげがあるというようなことを言われるし、
誕生日会の次の日も朝7時から、
仕事にも行かずにカラオケしながら飲むフィリピン人に腹を立て…。

なのでこの3日間は、
ひたすらホテルの部屋にこもって仕事をせず、英気を養ってきた。

初日は着いたら、ひたすら睡眠。
このころは、なんか誰にも会いたくなくて、
夜の食事も取らずに引きこもり…。

2日目は、朝からずっと、youtubeでお笑い視聴。
任地では、wifiのデータ制限があるから、
なかなか見られない動画…。
「笑ってはいけないシリーズ」や、内村プロデュースなどで、
「これ、隣に聞こえているんじゃないかな?」ってくらい腹から笑った。
個人的に、東京03が大好き。


そして、雨、風ともに小康状態となった夜には、
一緒に避難していた同期ののんちゃんと酒飲んで、
いろいろ愚痴も聞いてもらって。
ナガ避難4回目
【写真】=ナガでおススメの店、ボブマーリンへ。もちろん、1リットルはある「ビッグアイランドマグ」をいただく(10月17日)

途中、夜中にホテルが断続的に停電になったり、
廊下が雨漏りで水浸しになったりした以外は、
何の被害もなく、18日朝で、避難は解除に。
帰りは、「FLAVOURS」(ボブマーリンとの情報はvol.120を)で
ビールと、バジルパスタとマッシュルームスープをいただいて腹ごしらえ。
ほろ酔い気分のまま、
タイマッサージ店「Nuat Thai」
タイとスウェーデンを組み合わせたというマッサージを堪能。

なんか、かえって贅沢な週末になってしまった!

もうすっかりメンタル面も回復し、
最近張っていた体も、少し楽になったよう。
たまっている仕事は明日から片付けていくための
やる気を回復させることができました!
このタイミングに来てくれた台風さん、
そして避難させてくれたJICAさん、
ありがとう!

↓「避難中にあまりに遊びすぎ」と、非難しないでくださいね。
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【vol.269】蛸焼=6時間焼き続けた理由

2015年10月15日
そのプロジェクトは、Nanay(ホストマザー)のこんな一言で始まった。
今年7月ごろだったろうか。
「ケンゾウ、このサリサリ(Nanayが経営する商店)で、
 たこ焼きを売ってみたいんだけど。
 たこ焼き器を探してくれない?」


たこ焼き!

実は、フィリピンでたこ焼きを売る店はある。
一度買ってみたが、
ソースではなくしょうゆのようなものが掛けられており、
うーん、丸く焼いた小麦粉といった感じだろうか。
それでも、4玉(たこ焼きの単位って何?)で50ペソ(約135円)くらいして、
フィリピンのファストフードとしては、かなり高い部類に入るものだった。

うん、目の付け所は良い。
というのも、
大学時代に韓国人・在日コリアンとのサークル(vol.10人をヒトとして好きに)で、
サークルの経費を稼ぐため
学園祭で韓国の「チジミ」を販売。
これが受けに受け、
2日間でかなりの利益を上げた経験があった。
原価は100円にも満たない金額で、
1枚300円でも買ってくれる。
「粉物は商売として美味しいな」
とその時思ったものだ。

それ以来、マニラに上がるたびに日本食材店を物色。
しかし、たこ焼き器に出合うことはできなかった。

しかし9月、何度か体調不良を起こす私を心配して、
日本から親がサプリメントを送ってくれるくれることになった。
そのため、その際に「たこ焼き器を送ってくれない?」と頼んだところ、
家で長く使われないものがあったので、送ってもらうことになったのだ!

そして、13日のフィエスタ(祭り)当日。
私は初めてたこ焼きを焼いてみることにした。
しかし、タコはなかなか手に入らないし、ネギもない。
そのため、
タコはイカで代用(なので正確にはイカ焼き)。
大分で好きなたこ焼き店をまねて中にはキャベツを入れ、
小麦粉にキッコーマンのしょうゆ(これは近隣都市ナガで手に入る)、
味の素(結構フィリピンでも一般的)を混ぜてタネを作った。
ソースは、マニラで買ったおたふくソース、
マヨネーズもキューピーのものを用意した。

最初はなかなか丸くならず、おまけに火は炭火で調整が難しい。
かなり苦戦したが、
お昼から何時間も焼き続けていると、だんだんうまくなるもので。。
約3時間後にできた“作品”がこちら。
たこ焼きプロジェクト・たこ焼き
【写真①】=うまく成型ができたたこ焼き(10月13日)

そして味のほうはというと…

大好評!
これには自信があった。
というのも、
フィリピン人はソースの味が大好きなことは、
昨年12月の私の誕生日に作ったお好み焼きで実証済み(vol.6比式の誕生会で仲良く)。
そして、丸く成型する見た目の面白さ、
カリッとした外側とトロッとした中身が受けたようだ。

やっぱり、受けが良いと、作るのも楽しくて。
結局、正午ごろから焼き始め、
終わったのは午後6時ごろ。
途中、午後3時ごろに一度焼くのをやめたが、
その時間に来たお客から
「美味しい。もっと食べたい」との注文が。
「いや、もう1回炭を消したから、作るのにはかなり時間がかかるよ」
というも、Nanayが「それでもいい」と。
結局、約30分かけて火おこしをしてタネを作り直し、
たこ焼きを焼き上げたが、
当然のように、お客はすでに帰っていたとさ。
だから言ったじゃん。
まぁ美味しいって言われるのは、やっぱりうれしいけど。

ただ、今回はソースはやはり高額(1本で400ペソくらい)。
これを毎回つけては、サリサリで売れないだろう。
とりあえず、チリソースとか、別の代用品を考えてみようと思うが、
たこ焼きプロジェクト、成功なるか!?

↓とりあえず、フィリピン隊員の皆さん、ぜひ私の任地ティナンバックでたこ焼きパーティしましょう!
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